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激減の福島県の海外旅行客数だが...オンラインなど新たなツアー・円安も追い風に

<経済活性化にも...福島県を訪れる外国人観光客>
観光庁のまとめによると、東日本大震災前の福島県内には年間で約8万7000人の外国人が訪れていたが、震災後には2万人台にまで激減した。
しかし、政府がインバウンド需要の獲得に力を入れてきたこともあり、新型コロナの感染が拡大する前の2019年には17万8810人の外国人が訪れている。

ところが、新型コロナの影響で2020年は5万人あまり。2021年は2万人あまりに激減した。ちなみに、観光での新規入国は認められていないので、これは福島県内を訪れたオリンピックの選手や関係者外国人ビジネスマン、そして留学生などの数となる。

<ウィズコロナ時代のインバウンド消費獲得に向けて福島県の戦略は?>
PRのターゲットは【台湾・ベトナム】
その理由は、感染拡大前の福島空港・国際線の利用者実績。
1位が台湾・2位がベトナムからの利用客で、この2つの国と地域で全体の約8割を占めていた。
チャーター便の利用が比較的多かったためで、台湾とはすでにオンラインツアーを開催。

また、ベトナム向けにも4月に10人の在日観光ガイドを招いて、ツアーコースの検討を始めた。双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」や、浪江町の震災遺構・「請戸小学校」などが検討されているほか、ゴルフツアーも企画されそう。

<円安が追い風に>
直接被災地をみてもらって福島の現状を海外に伝える面でもインバウンドは大切。目下の円安が続けばインバウンドの面ではプラスとなりそう。一方、新型コロナとの向き合い方について、11日、松野官房長官は会見でマスクについて「人との距離が十分取れれば屋外では必ずしも必要ない」と発言があった。熱中症にも注意して過ごしていきたい。