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オミクロン株の後遺症 福島県で初調査【キニナル・新型コロナ】記憶障がいを訴える人も

<8月2日に初めて福島県が後遺症に関する調査結果を公表>
◆6月下旬~7月中旬にかけて
◆福島県内の医療機関から108人分の回答を得た

《感染してから2ヵ月以上症状があると回答》・・・デルタ株などに感染したとみられる人が74人。オミクロン株とみられる人が33人。
オミクロン株のほうが"重症化しにくい"というのもあると思うが、軽症であっても後遺症があるということが分かった。

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<後遺症に悩まされる人が多い年代>
厚労省の研究では、中年者(41歳~64歳)に多い傾向があると出ていたが、福島県の調査でも、40代から60代が多くなっていた。
ただ高齢者や若者でも後遺症に悩まされている人も少なからずいる。

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<後遺症はどんな症状が?>いずれも複数回答で多かったものなど一部抜粋
デルタ株感染者では【息切れ】【せき】【疲労】【けん怠感】が目立つ。ほかにも【味覚・嗅覚障がい】や【脱毛】に悩まされている人もいて、別の厚労省の調査ではこうした症状は若者に多いそう。

オミクロン株感染者では【せき】【頭痛】【疲労・けん怠感】など、デルタ株と似た症状が多いという。
ただ母数がオミクロン株のほうが33人と少ないことを考えると、【せき・13人】というのは3分の1以上になり、デルタ株以上といえるかもしれない。

別の東京都の調査では、【味覚・嗅覚障がい】はデルタ株より少ないという結果がでているが、福島県の調査では一定数いた。【脱毛】は訴える人がいなかったかわりに【記憶障がい】が2人。これはオミクロン株だけで確認されている。

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<後遺症とワクチン接種の関係>
ワクチン接種歴がわかっている75人のうち、未接種が56人と大半を占めた。

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<後遺症...生活への影響>
仕事への影響も大きくでていて、108人のうち退職・あるいは一定期間休職している人が17人。

こうした現状も踏まえると、感染しないように対策をとることが第一だが...福島県の担当者は「一人で悩まずにまずはかかりつけ医へ行くこと。そこで対応できない場合は別の病院を紹介するようお願いしている」と、バックアアップ体制を整えていく方針。