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就労支援事業所のために 福島市の若手パティシエが地元農産物で商品開発 障がい者もプロの味を再現  

福島市の若手パティシエが考案した「地元農産物のスイーツ」がお披露目された。「地産地消」だけでなく「福祉の課題」解決への期待も込められている。

福島テレビ・石山美奈子記者:「こちらはなんと福島市でとれたねぎを使ったクラッカーサンドです。地元の野菜を使ったパティシエ考案のスイーツの試食会が行われています」

「ごぼう」を使ったココア風味のクッキーに、コメを加工した食感を楽しむチョコレート菓子。福島市内の若手パティシエが「地元産の農産物」を使って開発し、障がいを持つ人たちが製造に関わった。
就労支援施設ラポール泉アットホームの山岸浩代表は「本当にいろんなところに興味を持ちながら利用者さんたちが頑張っていただきました。(利用者の方の)モチベーションはアップすると思います」と話した。

福島県では、障がいを持つ人が就労支援施設で働き得られる賃金が、全国平均を下回っていて課題となっている。今回の取り組みは、「福祉の応援」というだけでなく、パティシェが考案したプロの味を障がいを持つ人でもレシピを見て再現出来ることが特色だ。試食後の話し合いでは「もちもち、とか先に言われると」「ネーミングになんか入ってると」「ネーミングに食感の名前が入っていると(良い)」といった意見が出た。

この日は、市内のバイヤーなどが集まり商品を試食。「ふるさと納税の返礼品に使えそう」「パッケージをもっと工夫した方がいい」などの意見が出された。
福島市観光コンベンション協会の担当者は「本格的な味で美味しいなと思いました」と話し、バイヤーは「個人的には完成された商品なんじゃないかなと思います。個数も1個入りと3個入りがあるので販売しやすいかなと」と話した。

商品は早くて2月中旬にも販売が始まるということで、障がい者の賃金増加や、やりがいの向上につながることが期待されている。