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最大震度6強 2021年福島県沖地震から3年 爪痕残る相馬市松川浦の旅館 災害へ備え前を向き営業

福島県内に甚大な被害をもたらした福島県沖地震から2月13日で3年。被災した相馬市の旅館は、教訓を生かして復旧し前向きな決意を胸に営業を続けている。

2021年2月13日。福島県沖を震源とする地震が発生した。相馬市などで震度6強の揺れを観測。震災関連死を含めて2人が犠牲となり、2万3500棟余りの住宅が被害を受けた。あの日から3年・・・

福島テレビ・安齋遥介記者:「甚大な被害を受けた相馬市松川浦です。3年が経った今も、住宅の屋根にはブルーシートがかぶさる様子が見受けられます」

松川浦周辺の旅館は3年前と2年前の地震で一時全ての旅館が休業。営業を再開した旅館がある一方で、建て替え工事が続く場所もある。

海游の宿はくさん・坂脇忠雄さんは「これ水漏れした時の(跡)じゃないかな」とポツリと話す。海游の宿「はくさん」は、震災後10年ぶりに営業を再開してからわずか4カ月後に福島県沖地震で被害を受けた。坂脇さんは「男子の方。男子の方が全部壊れたの」と話す。1年後の地震でも被災し、館内には今も痕が残る。震災を経験したことから「安心・安全」の宿にしたいと高台に建物を整備。3年前の地震で被害を受けた場所は、より強度を上げる工事を行った。災害への備えを整え、相馬市の観光を引っ張っていく決意だ。

海游の宿はくさん・坂脇忠雄さん:「前へ前へっていう感じで。どんなことがあっても前へ進むような(思いで)これをなんでも乗り越えて。ひとりでも多くお客さんに来てもらいたい」