ニュース

<福島第一原発>64%の作業で「要改善」 相次ぐトラブル受けた作業の総点検で

相次ぐトラブルを受けて行われている福島第一原発の作業総点検で、64%の作業に改善の必要があることがわかった。

第一原発では、2月に弁の締め忘れにより汚染水を含む水が敷地内に漏えいし、4月には作業ミスによる停電で処理水の放出が6時間半にわたって止まるなど、トラブルが相次いでいる。

東京電力はこれを受けて、構内のすべて、約950の作業について、リスクの再検討などの点検を行っているが、現時点で9割を超える890件の点検が終了し、64%にあたる570の作業で計画や工程に改善が必要な点が見つかった。

東京電力は「重大な見直しが必要な作業は確認されていない」としているが、作業員の感電や放射性物質による汚染のリスクがある作業もあり、作業手順や装備の改善などを行っている。

総点検は6月の第1週に終わる見通しで、東京電力は、原子炉の安全や廃炉のスケジュールに影響はないとしている。