野生のノスリが鳥インフル陽性<福島県福島市>

福島県福島市で発見された死んだ「ノスリ」が、鳥インフルエンザ陽性となっていたことが分かった。
福島県によると、3月12日に福島市飯坂町東湯野地内で死んだノスリ※1羽が発見され、県野生生物共生センターが簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザ陽性となった。
※タカ目タカ科の野鳥
県はこの検体を国の検査機関に送っていて、詳細な検査が行われている。
現時点で病原性は未確定。
また、このノスリの発見場所から半径10km以内の地域が「野鳥監視重点区域」に指定され、監視が強化されている。
区域内には2か所の養鶏場があり、県は特に注意を呼びかけている。
今シーズン、福島県内で野鳥の鳥インフルエンザが確認されるのは5例目。
県は死んでいる野鳥を見つけた場合は素手で触らず、県や市町村など関係機関に連絡してほしいとしている。