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止まらない米の価格高騰 子ども食堂へ緊急支援 福島市が1500キロ超の福島県産コシヒカリを配布 

止まらないコメの価格高騰に行政から支援の手。福島市が市内の子ども食堂にコメの配布を行った。

あわせて約300袋、1500キロを超える福島県産のコシヒカリ。福島市内で子ども食堂を運営する47団体に配布するため福島市が用意した。
コメ受け取った男性は「とても助かります。とてもとても助かります。50キロ、お預かりしていて、半年もつかなというくらいですね」と話す。

相対取引価格の過去最高値を5ヵ月連続で更新するなど止まらないコメの価格高騰。
江藤農林水産大臣は2月、政府備蓄米の放出を発表したが、子ども食堂の中には多い時で一日に15キロの米を使うところもあり、厳しいやりくりが続いている。

こども食堂の関係者は「稲荷とか、海苔巻きとか、カレーライスとか子供たち大好きなんですけど(コメ)が買えないので)パスタ料理したりしています」「なんとか、みんながいっぱい食べられるような価格になって欲しいですね」と話す。

福島市は、6月以降にも子ども食堂に対するコメの配布を実施する予定だ。