小型ポンプ車用のガソリンを自家用車に給油 30代の消防団員を懲戒免職(田村市)
田村市は11月13日付けで田村市消防団で班長を務める30代の団員を懲戒免職としたと発表した。
田村市によると、30代の団員は今年5月から10月にかけて23回にわたり、「消防団の小型ポンプ車用の燃料」としてガソリンスタンドから携行缶で受け取ったレギュラーガソリンを自身が所有する車に給油していたということ。
不正に受け取ったレギュラーガソリンは、657Lで金額にして合計11万6866円に上る。30代の団員は不正を認め、すでに田村市に全額を返金している。
田村市消防団の団長は、
「市民の生命と財産を守る消防団が、信頼を裏切ることになり誠に申し訳ございません。団員の綱紀粛正と再発防止策を徹底し、1日も早い信頼回復に努めてまいります」とコメントしている。
田村市は今後、あらかじめ市に給油量を申請し、指定のガソリンスタンドで給油するなどの再発防止策を図るとしている。















