「地域社会で重要な役割」福島保護観察所で新任保護司37人に辞令伝達
12月1日、福島保護観察所(福島県福島市)で、県内で新たに保護司となる37人
の辞令伝達式が行われた。
保護司は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないよう更生を支援するボランティアで、任期は2年間。
代表で辞令を受け取った福島保護区の松崎典子さんは「地域社会でとても重要な役割を担っていると思う。相手に寄り添いながら少しでも役に立ちたい」と話した。
福島県内の保護司は現在929人で定員数の1010人を満たしておらず、なり手の確保が課題となっている。
福島保護観察所の下野博史企画調整課長は「普段目につきにくいところもあるが、知っていただく機会を増やすために啓発に力を入れていきたい」としている。















