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来年の干支「午」や縁起物が鮮やかに 蒔絵の年賀状作りが最盛期 福島・会津若松市  

来年の干支の「午(うま)」や縁起物などが鮮やかに彩られている。福島県会津若松市では「蒔絵」の年賀状作りが最盛期を迎えている。

塗料を複数回重ね、その都度上から色の着いた粉を蒔くことで絵に奥行きを持たせる伝統技法、「蒔絵」。会津若松市の漆器店では毎年、この「蒔絵」を施した年賀状をつくっている。

来年2026年の干支・「午」や縁起物の「起き上がり小法師」など今回のデザインは5種類。中でもこの騎馬武者は、歴代で最も多い9回刷りで出荷まで10日かかるのだとか。関漆器店の関盛夫社長は「来年は午年ということで、ひとつの目的を持ってですね前進していくと、そうすると必ずうまくいくと」と話す。

「蒔絵」の年賀状は1枚770円から990円で、店舗やホームページで購入できるということだ。