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戦後80年の節目に戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える映像が完成<福島県遺族会>

終戦から80年、福島県遺族会が制作した平和の尊さを伝える映像が披露された。

7日に福島市土湯温泉の山水荘で開かれた福島県遺族会による映像披露会。終戦から80年の節目に完成した映像は37分で、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えようと制作された。

福島県遺族会は安齋満会長は「いま最後に、実際に体験したいわゆる戦争の悲惨さ、そういったものを後世に語りつなぐという役目が重大だと思っています」と意義を説明した。披露会には約100人が出席し、映像を鑑賞した。出席した人は「戦争当時は一人の命が簡単に亡くなっていったので、新たに戦争は絶対ダメだと思いました」と話していた。

この映像は今後、語り部活動などの際に活用される予定。