FTV TODAY NEWS
【2014年04月05日19時08分 更新】




井上環境副大臣が楢葉町などに説明  4/ 5(土)

井上環境副大臣が楢葉町などを訪れ汚染レベルの比較的低い廃棄物を埋め立てる施設について、改めて設置への理解を求めました。いわき市の楢葉町役場を訪れた井上副大臣は施設の計画案について、改めて説明しました。国の計画では、富岡町の「フクシマエコテッククリーンセンター」に、ゴミ処理施設で出る焼却灰などを埋め立てる予定です。国は先月中間貯蔵施設の候補地から外れた楢葉町の波倉地区に、焼却灰を固形化する施設を設置する「見直し案」を示しました。地元から反発の声があがる中、きょうも具体案は示されませんでした。国では、地元の議会に説明した上で住民説明会を開きたいとしています。

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南相馬市の保育園で入園式  4/ 5(土)

今月から保育料の無料化がスタートした南相馬市の保育園で、入園式が開かれました。南相馬市のかしま保育園で開かれた「入園・進級お祝い式」には、新しく入園した13人を含む126人の園児が出席しました。原発事故の影響で子育て世代の人口減少が続く南相馬市では、今月から保育園の保育料などが無料になります。無料化は今月から2年間予定されていて、南相馬市はおよそ2億円の費用を見込んでいます。

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いわき市で土砂崩れなどの被害 住民が避難  4/ 4(金)

発達した低気圧の影響でいわき市では大雨による土砂崩れやその危険性が高まったとして一部の住民が避難しています。いわき市ではきのうからの降り始めの雨量が100ミリを超え気象庁は午前4時過ぎから6時間に渡って土砂災害警戒情報を発表しました。いわき市中之作では道路脇の斜面が崩れて土砂が住宅に押し寄せたほか近くの山の斜面が崩れる危険があるとして警察や消防が地区の住民10世帯26人に避難を呼びかけました。このあと天気が回復しますが浜通りの南部では夕方に強い雨が降る予想で土砂災害や河川の氾濫などに注意が必要です。

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福島第一原発でタンク外の堰から雨水溢れる  4/ 4(金)

この雨の影響で福島第一原発では汚染水を溜めたタンクの外側に設けた堰から雨水が溢れました。福島第一原発で雨水が溢れたのは、ALPSの北側に設けられたタンクの周辺に設置された堰です。東京電力によりますときょう午前5時半ごろ大雨の影響で堰に溜まった雨水が溢れているのを発見したということです。このタンクは8000トンの水が貯められる巨大なもので、去年4月に地下貯水槽から漏れた高濃度の汚染水が移されていました。タンクの水位に変化がなく溢れたのは雨水と見られていますが、この水からは東京電力の排出基準を上回るセシウムが検出されています。この他の堰でも雨水が漏れていて、東京電力が対応を進めています。

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原発事故後初 都路の避難指示解除  4/ 1(火)

田村市の一部に出されていた避難指示がきょう解除されました。原発事故に伴う避難指示が解除されるのはこれが初めてです。政府は、田村市都路町に出していた避難指示をきょう午前0時に解除しました。避難指示が解除されたことできょうからは制限を受けずに自宅に戻って生活することができます。また、今月6日からは帰還した住民の生活を支えるため、食品などを販売する商業施設の営業が始められます。一方で、住民の中には放射線に対する不安を感じている人もいることから不安を解消する取り組みや帰還した住民の利便性を高める取り組みなどは今後も求められています。

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東電 経営基盤の改善計画発表  4/ 1(火)

東京電力は新たに1000人の希望退職者を募るなどして経営基盤の改善を図ることになりました。東京電力は今年度から3年間で重点的に取り組む75項目のアクションプランを発表しました。この中で東京電力は今年6月までに50歳以上を対象に1000人希望退職者を募りおよそ100億円の人件費を削減するとしています。希望退職者は原子力以外の部門の社員から募集し廃炉作業などへの影響が出ないよう努めます。また、外部企業への発注の方法を見直すことで3年間で1兆3000億円のコスト削減を実現し財務体質の改善を図るとしています。

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JRが増税後の運賃を誤って徴収  3/31(月)

JR東北線の一部のワンマン列車で乗客から誤った運賃を徴収していたことが分かり、JR東日本が返金する措置を取っています。誤った運賃が表示されていたのは、今月21日から29日の間にJR東北線の上りで運行された一部のワンマン列車です。JR東日本によりますと、運賃を表示する装置の設定で西暦の下2桁を入力すべきところ、平成26年の「26」と入力してしまい消費税増税に伴う値上げ後の運賃が表示されていました。これにより、乗客一人あたり最大で60円を余分に支払っていました。JR東日本は問い合わせの窓口を設けて誤って徴収した分の運賃を返金する措置を取っています。問い合わせの窓口は022−266−9902。

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県警察本部で退職職員の表彰式  3/31(月)

きょうで退職する警察官などの長年の功績を称えて表彰式が行われました。今年度、福島県警察本部では警察官や事務職員、そして技術職員など129人が退職します。きょうは退職する職員に対しこれまでの功績を称えて表彰が行われました。このうち、地域部長を務めた伊藤孝行警視正には東北管区警察局長から功績章が贈られました。また、福島北警察署桑折分庁舎の分所長を務めた佐藤洋一警視には県警察本部の本部長から功績章が贈られました。県警察本部の名和本部長は、退職する職員に対し「長年にわたり県民の安全・安心を守っていただきありがとうございました」と長年の勤務に対して労をねぎらいました。

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福島空港の伊丹便が大型化  3/30(日)

福島空港の伊丹便がきょうから大型化し、より多くの乗客が利用できるようになりました。全日空は福島―伊丹便を126座席ある「ボーイング737―500」に大型化しました。福島―伊丹便は1日に4往復していて、1日の座席数はこれまでより92席多い640席となります。初日のきょうは搭乗者に須賀川市の牡丹キャンペーンクルーから記念品が配られました。福島―伊丹便の搭乗率は7割ほどと安定していて、今後はビジネスでの利用に加え、修学旅行など団体での利用が見込まれています。

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火事相次ぐ・二本松市で住宅など4棟全半焼  3/29(土)

県内では火災が相次いでいます。きょう二本松市で住宅など4棟を全半焼し1人がヤケドを負いました。火事があったのは二本松市小浜の住宅で、午前11時頃火が出て燃え広がりました。火は住宅や、隣接する倉庫など4棟を全半焼して1時間半後に消し止められましたが、火元の住宅にいた69歳の女性が顔や腕にヤケドを負って病院で手当てを受けました。県内ではいわき市三和町でも正午過ぎに住宅と山林を焼く火事があり、80代の女性がヤケドを負いました。

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福島市の職員が酒気帯び運転で現行犯逮捕  3/29(土)

酒を飲んで車を運転し交通事故を起こした現行犯で、福島市役所の男性職員が逮捕されました酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたのは、福島市役所の広報広聴課に勤務する大河内徹容疑者(30)です。警察によりますと、大河内容疑者はきのうの午後10時過ぎ、福島市鎌田の国道4号線で酒気帯びの状態で軽自動車を運転中、信号待ちをしていた乗用車に追突しました。大河内容疑者は、職場の送別会から帰宅する途中で、追突された乗用車の運転手にケガはありませんでした。事件を受けて福島市の小林市長は「事実関係を確認の上厳正に処分する」としています。

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県民世論調査 佐藤知事の支持率39.9%  3/27(木)

福島テレビと福島民報社が共同で行った県民世論調査で佐藤知事の支持率は39.9%と前回の調査からわずかに上昇したことがわかりました。調査は県内の有権者701人を対象に今月23日に行いました。この中で佐藤知事を支持すると答えた人は39.9%で去年12月に行った前回の調査から2.6ポイント上昇しました。また、支持しないと答えた人は32%で前回よりも2.4ポイント減少しています。どちらともえいない28.1%一方支持する理由で最も多かったのが「放射能問題への対応」で18.9%。支持しない理由は「リーダーシップ」が30.8%と3割を占めています。

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鈴木猛史選手に県民栄誉賞  3/27(木)

ソチパラリンピックのアルペンスキーで、金メダルを獲得した猪苗代町出身の鈴木猛史選手に県民栄誉賞が贈られることになりました。県民栄誉賞が贈られる鈴木猛史選手はソチパラリンピックに出場し、アルペンスキーの回転で金メダル、滑降で銅メダルを獲得しました。鈴木選手は猪苗代町の出身で小学生の時に事故で両足を失い、チェアスキーを始めました。パラリンピックでの金メダルは福島県勢で初めてです。県民栄誉賞はスポーツや芸術で偉業を達成した人に贈られる賞で、登山家の田部井淳子さんに次いで鈴木選手が2人目となります。鈴木選手への県民栄誉賞はきょう午後、佐藤知事の会見で発表されます。

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