包んだ中身が濡れない
「超撥水生地」
	ふろしきの生地は、「超撥水生地」。この生地を採用することで、利用シーンが大きく広がります。ふろしきをバケツ代わりに水を運ぶこともできます。また、濡れたものを包み、周囲への漏れを防ぐことも可能です。生地は競泳日本代表選手の水着の撥水加工を手掛けた、群馬県の「朝倉染布株式会社」の製品を採用しています。

- タフタ
 - レインウェアや傘にも使用される耐水圧の高い生地。平織と比べるとよりハリがありしっかりとした生地
 - 平 織
 - ブラウスにも使用されているほど柔らかく、肌触りのよい生地
 

災害時に役立つ防災ふろしき「福つなぎ」。
タンスの奥にしまい込むのではなく、普段から身の回りにおいて活用することで、
必要な時にその力を発揮してくれます。
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持ち歩く
			小さく折りたためるので、普段持ち歩くバッグに入れておけばいざという時にも便利。買い物した時にはエコバッグに使えるだけでなく、座る時に敷いたり、寒い時にはマフラー代わりにもなります。  - 
			
防災セットに入れる
			撥水性の高い「福つなぎは、防災セットに入れておけば避難先でもさまざまな活用ができます。しまう際には、重くて固い缶詰類からラジオなどの壊れやすいものを守るため、このふろしきで包んでおけば安心です。  - 
			
職場に置く
			災害は職場にいる時に起こるかもしれません。日頃から資料を包んだり、ランチタイムのバッグにしたりと活用していれば、いざ必要になった時でも慌てずに使用することができます。  - 
		
車内に置く
			かさばらない風呂敷は、車のグローブボックスに入れておくと便利。買い物の際にはエコバックに利用できるだけでなく、駐車中の日よけカバーとして使ったり、急な雨の時には傘代わりにもなります。  

ふろしきを包むときに、一番基本となる結び方です。
この二つの結び方を覚えるだけで、バリエーションは無限に広がります。
     
真結び(まむすび)
「真結び」とは、
ふろしきの角ふたつを持って、
2回結ぶ結び方です。
	
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			左側BをAに重ねて交差させる  - 
			
 
			BをAにかぶせるように巻く  - 
			
 
			Bを左に向け、Aを縦に引く  - 
			
 
			AをBにかぶせ、Bを持っている右手の中指と薬指ではさむ  - 
			
 
			4ではさんだ指を引き抜き、AをBの輪に通して結ぶ  - 
			
 
			左右に引いてととのえる  
ひとつ結び
「ひとつ結び」とは、
ふろしきの一つの角を
単独でむすぶ結び方です。
	
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			角を細くととのえて持つ  - 
			
 
			左手に1周巻く  - 
			
 
			角を1の輪に通す  - 
			
 
			左手を抜いて、角を引いて締める  - 
			
 
			締目ながら、形をととのえる  
ひっかけ包み
- ●大きな荷物を包むときに
 - ●大きさの不揃いな物を出し入れできるバッグに
 - ●バッグの中の荷物の仕分けに
 - ●エコバッグに
 

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			ふろしきを広げ、中身を中央に置く  - 
			
 
			隣り合う角A・Bを中身の上で合わせる  - 
			
 
			角A・Bをゆるめに引き合わせて真結びにする  - 
			
 
			手前の角Cを、3の結び目の下に通して引き抜く  - 
			
 
			ひきぬいた角Cと、右側の角Dを、引き合わせる  - 
			
 
			5を真結びにしたら出来上がり。片方の結び目を解くと 中身の出し入れができる  
すいか包み
- ●ボールやすいかなどの丸い物を運ぶ時に
 - ●形や大きさが不揃いの物を一緒に運ぶ時に
 - ●買い物のエコバッグに
 
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			ふろしきを広げ、中身を中央に置く  - 
			
 
			となり合う角を、それぞれ真結びにする。荷物が多い場合はこのまま結び目を持ち手にしてもOK  - 
			
 
			一方の結び目を、もう一方の結び目の輪に通して持ち手にすると、中身が安定する持ち方になる  
エコバッグ
レジを会計する際、清算後の品物を移すレジかごに、あらかじめふろしきを敷かせてもらっておくと便利です。となり合う角を2つ真結びし、そのまま結び目を2つ持って運べます
リュック
両手が自由になるリュックは、足場が悪い場合でも荷物を安全に運ぶことができます。

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			ふろしきを広げ、対角線上の角を真結びにする  - 
			
 
			残った角も真結びにする  - 
			
 
			1で結んだ部分の左右を引き出し、肩ひもにする  
バックカバー
大切なバッグを雨から守る
カバーとしても使えます。
	
水も運べる
ハンドバッグ
	水を運ぶのにも使えるハンドバッグスタイルの結び方です。
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			ふろしきを広げて4つの角すべて結び目から先の長さの位置をそろえたひとつ結びにする  - 
			
 
			となりの端どうしを真結びにする  - 
			
 
			 
三角巾
腕や肩などをいためたときに、動かして負担をかけないようにするための三角巾です。サッとできるので普段から使いやすいサイズのふろしきで練習して、覚えてよくとよいでしょう。

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			ふろしきを三角に折る。  - 
			
 
			合わせた角Aがつるす腕のひじに来るよう、ふろしきを体に当てて、腕ではさむ  - 
			
 
			下の角を、腕をくるむようにして上げ、痛めたほうの肩にかける  - 
			
 
			首の後ろで、左右の角を真結びにする  - 
			
 
			ひじの角Aをひとつ結びにしてとめ、ふろしきがずれないようにする  - 
			
 
			結び目を内側に入れるとさらに安定する  
ずきん
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			対角線の手前にクッションになるものを置く  - 
			
 
			手前の角をクッションにかぶせ、角が余ったら下に折り込む  - 
			
 
			奥の角をクッションにかぶせて対角線で折る  - 
			
 
			対角線を前にして、頭に乗せる  - 
			
 
			左右の角をあごの下でしっかり真結びにする  - 
			
 
			後ろの角はえりぐりの内側に入れる  
まくら
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			ふろしきの中央に、クッションになる物を長方形になるように置く  - 
			
 
			手前の角をかぶせ、先端は下に入れ込む  - 
			
 
			奥の角も同様にかぶせる。中身がゆるまないよう、ぴったり包む  - 
			
 
			左右一方の角を、根本から細くたたむ  - 
			
 
			たたんだ根本からひとつ結びをする。 もう一方も同様に結ぶ  - 
			
 
			できあがり。中身は好みで調整を。枕カバーにしてもOK  
ハンマー
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			対角線の少し手前に重りを置く  - 
			
 
			対角線で折って三角にしてから重りをくるむように巻いて細くする  - 
			
 
			手前の角を重り位置で折上げ、重りをくるむようにひとつ結びにする  

ロープ
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			細くたたんだふろしきを、真結びで複数繋げる。かたく、しっかり結ぶ。○部分をしっかりにぎり、左右に強く引く  - 
			
 
			高いところから逃げたり、安全ひもにしたり、物を引っ張ったり、くくったり、などに使える  
災害時に
避難所などで使う
	家族単位でスペースが区切られた場合に、
視線を遮ったり、荷物を覆ったりできます。
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仕切り・カーテン
 
			座ってすごす時、目隠しになる程度のしきりをふろしきで応用。スーツケースの取っ手や椅子の背に結びつけるなどして固定するとよいでしょう。  - 
			
敷物
 
			避難所の床はとても冷えるので、配られた 敷物プラスふろしきを敷いて、少しでも居心地をよくしましょう。汚れた時は、そのまま洗ったり、外ではたいたりできるのでお手入れも楽です。  - 
			
荷物のおおい
 
			棚もなく、雑多になりがちな荷物のおおいとしてふろしきを活用できます。多少なりとも防犯の効果も期待できます。  










			
			
			


 
		









