会社情報放送番組審議会

第610回 福島テレビ放送番組審議会

日時
5月28日(水)午後2時30分~
場所
福島テレビ
出席委員
[委員長] 高城 俊春
[副委員長] 関 奈央子
[委員] 石橋 史朗、佐藤 麻利子、鈴木 英輔
   今泉 仁寿、上榁 大

会社側の出席者
代表取締役社長 横山 淳
専務取締役 小柴 宏幸
常務取締役 黒川 和明
取締役経営企画局長 鈴木 延弘
報道制作局長 仲川 史也
編成局長 菊地 昭洋 

[事務局] コンプライアンス室長 藺草 英己
    編成部長 斎藤 宏一
議事

1.委員長あいさつ

2.社長あいさつ    

3.番組合評                 

   「50年前の宿題 核のごみと原発事故と私たち」

    3月29日(土)14:00~14:30

    報道制作局 報道部 安齋 遥介 

4.事務局報告

   「視聴率調査状況」「5月の視聴者対応状況」「当面の番組予定」

5.その他

議事の概要

福島テレビの第610回放送番組審議会は5月28日(水)に福島テレビ本社で開かれた。
はじめに横山社長が「新酒鑑評会で福島県が3年ぶりに日本一という嬉しいニュースがあった。相馬野馬追も熱気に包まれ、大勢の観客が詰めかけた。今後も、福島県を元気に明るくする、勇気づけるようなニュースをたくさん伝えていきたい。フジテレビの問題を受けて、民放連は『緊急人権アクション』を決定した。弊社でも、人権尊重・コンプライアンスの徹底に関する取組を実施し、ハラスメントを絶対に許さない所存だ。これからも、県民のみなさまに信頼されるテレビ局であるべく、全力を尽くしていく。」と挨拶した。

番組合評では、3月29日に放送された自社制作番組「50年前の宿題 核のごみと原発事故と私たち」について意見が交わされた。

この番組は、50 年前に双葉高校の生徒たちが執筆した校内新聞の原発の安全性を問う特集記事を通して、「高レベル放射性廃棄物=核のごみ」の問題について、未来を担う世代が何を考え、何を伝えたいか、取材するものである。

委員からは「高校生が難しい問題に正面から取り組む姿に感銘を受けた。」「約50年前の高校生が作った新聞は現代にも通じる内容で、完成度の高さに驚いた。」「原発事故の記憶が薄れていく中、警鐘を鳴らす非常に良い番組だった。」といった感想や、

「高校生の日常や素の部分も見てみたかった。」「NPO法人や新聞プロジェクトの構成メンバーなどをもう少し詳しく紹介して欲しかった。」などの意見が出された。

次回の放送番組審議会は6月25日(水)に福島テレビで開催予定。