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教職員の相次ぐ不祥事に教育長が「危機的な状況で痛恨の極み」 再発防止の徹底を呼びかけ<福島県>

2024年4月11日、福島県内の各市町村の教育長が集まって開かれた会議で、大沼博文県教育長は、相次ぐ教職員の不祥事に「自分事としていない証で痛恨の極み」と述べた。

県教育委員会によると、2023年度にわいせつ行為などで懲戒処分を受けた教職員は、前の年度より5人多い20人にのぼり、5人が免職処分となっている。大沼県教育長は事態の深刻さを十分に認識したうえで、不祥事の根絶に取り組むよう求めた。

3月27日には須賀川市で小学校の教頭が送別会のあとに事故を起こし、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されるなど、不祥事が後を絶たない状況が続いている。