いわゆるロマンス詐欺の疑いで逮捕された女は「ＳＮＳで指示された」などと供述していることが分かった。

フィリピン国籍のクロセ・アーリンダ・ベルガラ容疑者（67）は、ウクライナで働く日本人医師になりすまし、福島県二本松市に住む70代の女性から現金約50万円を騙し取った疑いがもたれている。

福島テレビ・矢崎佑太郎記者：「今逮捕された女の自宅から複数の捜査員と逮捕された女が出てきました。ゆっくりと前を向きながら捜査員に促される形で捜査車両へと向かっていきます」

恋愛感情を抱かせて金をだまし取るロマンス詐欺グループの一人と見られていて、被害女性に「愛しています」などとＳＮＳでメッセージを送った上で、300万ドルを日本に送る費用として現金を要求していたとみられている。
クロセ容疑者は振り込ませた金を引き出す「出し子」とみられ、調べに対し「ＳＮＳで指示された」などと供述しているということだ。