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容疑者の59歳男を送検 福島・西郷村の盛り土事件 容疑を一部否認 供述の信ぴょう性を慎重に捜査

福島県西郷村の盛り土問題を受け、5月23日逮捕された茨城県の男。警察は容疑を一部否認する供述の信ぴょう性を慎重に調べる方針だ。

森林法違反の疑いで24日送検された茨城県の土砂処分業長嶺嗣義容疑者(59)。
西郷村に所有する土地で約1.5ヘクタールの盛り土を勝手に造成し、福島県の中止命令に従わなかった疑いが持たれている。

「県の命令に従い、盛り土の規模を縮小しようと思っていた」そのように供述し、容疑を一部否認していることが捜査関係者への取材で新たに分かった。
しかし、警察は長嶺容疑者の供述の信ぴょう性を慎重に調べることにしている。他県でも出されていた行政処分に従わず、制限を超えた盛り土を放置し続けていたことなどがその理由だ。

西郷村の今回の現場以外にも県内で複数カ所確認されている盛り土。警察は余罪についても捜査を進める方針。