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世界的な歴史学者・朝河貫一の偉業を後世に伝える交流会(福島県)

朝河貫一は、151年前に現在の二本松市で生まれ、後に世界的な歴史学者として功績を残した。

朝河が幼少のころ過ごした福島市立子山地区では、偉業を若い世代に伝承していこうと2日間にわたって交流会が開かれ、福島市内の大学生が約20人が参加した。

26日には、大学生たちが福島市立子山地区の天正寺に残されている落書きについて地域の人から説明を聞いた。この落書きは朝河が4歳の時に寺の本堂の壁に毛筆で書いたものと言われ、3頭の馬が駆ける様子が描かれている。

学生たちは朝河の子どもの頃に思いをはせながら、国際協調を強く提唱した原点に触れていた。

立子山地区の人たちは、朝河の生き方を学ぶ交流会を今後も開くことにしている。