バスに小1児童置き去り 会津坂下町が職員5人を懲戒処分 60代運転手は戒告 22日付で退職 福島
小学1年生の男子児童が送迎用のバスに置き去りにされた問題で、福島県会津坂下町は運転手など合わせて5人の処分を発表した。
この問題は4月8日、会津坂下町で送迎用バスの運転手が、眠っていた小学1年生の男子児童に気付かずにバスを車庫に戻し、車内に置き去りにしたもの。
男子児童はバスの窓から自力で脱出し、ケガはなかった。
この問題を受けて会津坂下町は、職務上の義務違反で信頼を損なわせたなどとして、4月22日付で60代の男性運転手を戒告の懲戒処分、運転手の上司である職員4人を訓告の処分とした。
60代の男性運転手は「大変重大なことを起こしてしまった」などとして4月22日付で退職したということだ。