自民党福島県連・上杉謙太郎氏を福島3区の支部長として党本部に上申へ

自由民主党福島県支部連合会は4月30日、総務会を開き、上杉謙太郎氏を福島3区の支部長として党本部に申請することを決定した。同日中に党本部に上申する。
上杉氏は2017年の衆院選で初当選し外務大臣政務官などを歴任。
2024年10月の衆院選で、当時支部長を務めていた菅家一郎氏が政治資金をめぐる問題で党の公認を得られず、急遽上杉氏が無所属で出馬したものの落選している。
支部長は次期衆院選・福島3区の候補者。
衆院選をめぐっては、福島県内の区割りが2024年の選挙から変更となり、福島3区は旧4区の会津地方に県南が加わり、福島県の面積のほぼ半分を占める広大な選挙区となっている。
県連の矢吹貢一幹事長は「2024年秋の総選挙においては県民の皆様から厳しい審判をいただいた。政治の信頼回復に努めながら責任政党として1つ1つの政策を皆様とともに前へ進めている状況」として、「来る参院選とともに、選挙必勝に向けた体制づくりを進めてまいる」と話した。
一方、空白となっている福島1区の支部長については現在も人選を進めていて、前支部長以外の新たな人材を発掘するとしている。