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福島県内で初 いわき市の環状交差点・ラウンドアバウトで事故

いわき中央警察署は今年3月に起きた事故で20代男性を過失運転致傷の疑いで書類送検した。

事故は3月23日午後8時40分頃、いわき市平大工町の環状交差点・ラウンドアバウトで発生。交差点内を走行する車と交差点に進入しようとしていた車が出会い頭に衝突した。
この事故で交差点内を運転していた40代の男性が首を捻挫する軽いケガをした。

環状交差点・ラウンドアバウトに進入する車は交差点内を走行している車の進行を妨げてはいけないことになっていて、警察は交差点に進入しようとしていた車を運転していた20代男性に前方不注意があった疑いがあるとして書類送検した。

福島県内ではいわき市と新地町の合わせて2ヵ所に環状交差点・ラウンドアバウトが整備されていて、人身事故は初めて。


警察では環状交差点・ラウンドアバウトについて、以下の注意を呼び掛けている。
・通行する際は、交差点の側端に沿って右回りに徐行する。
・進入するときは道路の左端に寄り徐行して入り、交差点内を走行している車両の進行を妨害しない。
・交差点に入ろうとする車両や交差点内を進行する車両、道路を横断する歩行者に注意する。