福島県の女性職員が飲酒運転で電柱に衝突事故 当時の記憶なく退職の意向 県は対応保留<福島・いわき市>
福島県職員が飲酒運転をし、電柱に衝突する事故を起こしていたことが分かった。
福島県によると、いわき農林事務所に勤務する26歳の女性主事は、4月5日午前4時ごろ、いわき市内の飲食店で酒を飲んだ後、帰宅するために車を運転し、電柱に衝突する事故を起こした。
この女性主事は、当時ハイボールやテキーラなどあわせて20杯以上の酒を飲んでいて、事故当時の記憶はないという。
県の調べでは女性主事は事故後、午前5時すぎにタクシーで帰宅、昼過ぎに現場へ戻ったところ、自身の車の破損を確認、警察に自ら通報したという。警察の調べで付近の電柱から女性主事の車の一部と思われるものが確認された。
その後、県が本人が利用した店舗に問い合わせたところ、事故の直前まで飲酒をしていたことが発覚した。
女性主事は「本当にとんでもないことをしてしまった」と話し、退職の意向を示しているが、県は対応を保留している。
福島県は再発防止に向けた緊急の会議を24日県庁で開くことにしている。