会津のバイオマス発電所がお披露目 間伐材のチップを燃やして発電 年間1万7千世帯分 福島・会津坂下町
福島県会津坂下町で木材のチップを燃料とするバイオマス発電所がお披露目された。
会津坂下町で2024年12月から運転を開始している「会津こもれびバイオマス発電所」は、県内などで発生した間伐材のチップを燃やして発電している。
年間で約1万7千世帯分の消費量に相当する発電を行う見込みで、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が買い取ることを国が約束する「FIT制度」を利用して利益を得る計画。
国は2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を掲げている。