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福島県産農産物の輸出量 前年度の2倍で過去最高 コメの北米向け輸出が好調 果物は産地間競争激化で苦戦

福島県によりますと、2024年度の県産農産物の輸出量は約900トンで、これまでの最高だった前の年度の2倍ほどにのぼり、過去最も多くなった。
このうち、コメの輸出量は800トンあまりと全国的に北米向けの輸出が好調なことなどを受け、前の年度の倍以上となった。

一方、果物については、モモがやや増加したものの、ナシやリンゴは他の産地との競争が激しくなり減少したということだ。

今後について福島県は「県産農産物の輸出をのばすとともに、コメについては国内の流通量とのバランスを見ながら調整していきたい」としている。