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大阪・関西万博に向け...!フラ女将が公開リハーサル フラダンスとトークショーで福島をPRへ

いわき市から世界へ。大阪・関西万博の会場でフラダンスを披露することになっている福島県いわき市湯本温泉の「フラ女将」たちが、本番に向けて練習を公開した。

福島の代表としてフラダンスを披露する女将たち、本番に向けて最終調整だ。練習会場の公民館に集まったのは、いわき湯本温泉の女将などで構成された「フラ女将」のメンバー6人。
「斜め後ろに腰をやって・ワン・ツースリー!」通常の練習は月に2回程度だが、大阪・関西万博への出演が決まってからは、週に2回程度の練習を重ねている。

メンバーの1人、松柏館の比佐春日さんは、練習を始めて3か月。初の舞台が大阪・関西万博ということもあり、熱い思いで練習にのぞんでいる。
松柏館・比佐春日さんは「まさかそういう舞台に立つとは思っていなかったので、ちょっと焦りましたね(笑)楽しいです。先輩方皆さん優しく教えてくださるので楽しく練習に参加出来ています」と話す。

福島県の観光客は震災前とほぼ同じ水準に戻りつつあるが、湯本温泉はいまだ震災前の6割程度。女将たちが自ら、国の内外から集まる万博で福島の今を伝えたいと考えている。フラ女将・小井戸文恵さんは「いろんなことがあっても、前を向いて夢に向かって頑張っているよっていう姿とたくさんの方に福島県応援していただきましたので、感謝の気持ちとみんなで手を繋ぎあってがんばっていきたいなという思いを込めて踊りたいと思っています」と話す。

大阪・関西万博のフラ女将のステージは、5月20日、フラダンス3曲を披露するほかトークショーで福島をPRすることになっている。