参院選の期日前投票始まる 有権者が貴重な一票 連休中日の投票率低下懸念 福島選挙区に5人が立候補
福島県内各地で参議院選挙の期日前投票が始まっている。
福島市の市民センターでは、7月4日午前8時半から期日前投票所が開設され、有権者が貴重な一票を投じていた。有権者は「子どもが去年生まれたばかりなので、この子のためによりよい未来が待ってるようにと思って投票しました」と話していた。
投票日は7月20日で、国政選挙としては補選を除いてはじめて連休の中日にあたり、投票率の低下も懸念されている。前回3年前の参議院選挙では、投票者の約44%が期日前投票を利用していて、今回は県内59市町村にあわせて203の期日前投票所が設けられる。
福島県選挙区には、現職と新人合わせて5人が立候補していて、物価高対策や今後の復興政策、政治とカネの問題などが争点になるとみられる。