退陣論強まる石破首相 参院選の遊説で福島・白河市の農家と対談 生産者からは「乗り切って」とエールも
7月20日に行われた参議院選挙で惨敗し、退陣論が強まる石破総理。選挙期間中、応援に駆け付けた福島県白河市で、いまの石破総理に対する思いを聞いてみた。
白河市の農産物直売所「り菜(さい)あん」。7月4日、自民党候補の応援演説のため、白河市を訪れた石破総理。店内にはその時の写真が貼ってある。
り菜あん・安部純一店長は「セッティングはテーブル置きまして、あとは7人の方がくるということで椅子も置きまして、あと品物も野菜とお米のほうも並べて」と当時の様子を話す。コメの安定供給などについて約30分、地元の農家などと対談した。
退陣論が強まる現状を、直売所の安部店長は心配していた。安部店長は「備蓄米とか放出をしている中で、自民党の部分、石破政権の部分で、ある程度の成果は残している部分なので、まだどういう風になるか今後は分からないですけど、頑張っていただきたいという考えでございます」と話す。
また、石破総理と対談した白河市の果樹農家・北條雄三さんは...。「実際に話してみて、石破さんは本当に心の広く、そして本当に頼れる人という形で印象づきました。大変な時期だと思います。少数与党ということで厳しいかもしれませんが、これを乗り切っていっていただきたいなと思います」とエールを送る。
続投方針を重ねて表明している石破総理。その進退が注目されている。