モモの出荷まもなく最盛期へ 主力品種の「あかつき」申し分ない出来 献上桃の里も期待 福島・桑折町
照り付ける日差しのなか、きれいに色付いたモモ。福島の主力品種「あかつき」。間もなく迎える出荷の最盛期に向け準備が進められている。
全国有数のモモの産地として知られる福島県桑折町。町内の共選場では7月23日、収獲が始まったばかりの「あかつき」約4トンの選別と箱詰めの作業が行われた。
JAふくしま未来によると、今年のモモは春先からの適度な雨と連日の暑さで大きさ・甘さ・肉質いずれも申し分ない出来だということだ。
桑折町産の「あかつき」は、今年も皇室に献上されることが決まっていて、いよいよ迎える出荷の最盛期に向け、モモ農家も自信を見せている。JAふくしま未来・もも部会連絡協議会の大槻栄之会長は「糖度も高いし、肉質も締まった肉質で非常に食味も良く仕上がっていると思います」と話す。
「あかつき」の出荷は、2024年よりも少し遅い8月3日ごろにピークを迎え、8月中旬頃まで味わえるということだ。