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7月25日も厳しい暑さ 大気不安定で泉崎村や白河市で降雹 福島市では80代女性が熱中症の疑いで死亡

7月25日も朝から暑い一日となった。福島市では午前8時過ぎに30℃を超えるなど、きょうも全国トップクラスの"酷暑"となった。

■最高気温34.1℃の郡山市
郡山市も朝からぐんぐん気温が上昇し、午前9時前には30℃になった。開成山公園に来ていた子どもは「めっちゃ暑い!マックス。アイスとか食べたい」という。赤ちゃんと散歩していた人は「首の後ろとかは特に暑くなりやすい。熱中症対策に良いって聞いているので、氷のう入れています」と話した。


■最高気温38.6度の福島市
福島市は今シーズン最高の38.6℃を観測するなど、県北エリアはきょうも全国トップクラスの"酷暑"となった。駅前の気温計は40.1℃を示していた。
歩いていた親子は「もう歩いていられないので、帰ります。タクシーを利用して、なるべく外に出ないようにしてる」と話した。また埼玉県から出張で訪れた人は「埼玉より暑い。異常です」と話した。
7月25日は、20人が熱中症の疑いで病院に運ばれた。このうち福島市の80代女性は、正午過ぎに自宅の庭先で倒れているのが見つかり、その後病院で死亡が確認された。

■午後からは大気不安定に
一方、大気の状態が不安定になり、県南の泉崎村では雷とともに雹が降っていた。大粒の雹は白河市などでも確認されていて、農作物への被害が心配されている。