ニュース

双葉郡の小学生が大熊町に集合! 夏休みに交流会 震災と原発事故で人口減少 仲間と笑顔広がる 福島 

震災以降、人口減少が進む福島県双葉郡の子どもたちが久しぶりの再会。夏休みを利用して交流会が開かれた。

「じゃんけんぽん」「あ~!」元気な声でじゃんけんに...倒れないようにみんなで協力して新聞紙タワーづくり。
福島県大熊町の「学び舎ゆめの森」には、双葉郡8町村の小学生約200人が集まり交流会が開かれた。震災と原発事故による避難などでそれぞれの学校の子どもたちは減っているが、みんなが集まればあっという間に笑顔でいっぱいに。
参加した小学3年生は「皆、優しくて、知らない子達とも仲良くなれて、とても楽しかったです」「(双葉郡に)こんなに友達がいるとは、最初は知らなくて、来た時はすごいびっくりして、不安でしたけど、結構仲良くなれたので嬉しいと思いました」と話す。

今年で8回目の開催となる交流会、過去に参加した中学生や高校生も運営に加わり、子どもたちの交流をサポートする。高校1年生の松本晴樹さんは「小学生にとっては、勿論、友達が出来たり、もっと仲を深められたりっていう部分もあると思うし、双葉郡には、いっぱい仲間がいるっていう事を知ってもらって欲しいなと思いました」と話した。

仲間との絆を確かめ合った大切な夏休みの一日、交流会は来年も計画されている。