鈴木農水相が就任後初の福島県訪問 漁業関係者と意見交わす「東北の一員として福島の復興に取り組む」
鈴木農林水産大臣が就任後初めて福島県を訪れ、漁業関係者と意見をかわした。
福島県漁連の野崎哲会長などと面会した鈴木憲和(すずきのりかず)農林水産大臣。山形2区選出の衆院議員で、復興副大臣などを歴任し、「東北の一員として福島の復興に取り組んでいきたい」と話した。
福島県漁連の野崎会長は「(処理水の)海洋放出ということで、現在も我々、最後の一滴まで安全に放出する限りは理解するものではないと」と話す。
福島県の沿岸漁業は、魚種や漁の回数を制限する試験操業が終了し、現在は本格操業に向けた移行期間となっていて、県漁連は国の補助の継続などを求めた。
鈴木大臣は、会談後、常磐ものを試食するなどして「安全性の発信について、これ以上ないくらい頑張っていると感じた」とした。
















