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大玉村スマートICが新規事業採択 知事「観光や物流に期待」<福島県>

国土交通省は12月5日に「(仮称)大玉スマートインターチェンジ」の新規事業採択を公表した。これを受け内堀福島県知事は8日の定例記者会見で「観光振興や物流の効率化など、地域の活性化に大きく貢献するものと期待している」として、早期整備に向けて、大玉村をはじめ関係機関と連携しながら取り組みたい、とした。

「(仮称)大玉スマートインターチェンジ」は東北自動車道の本宮ICと二本松ICの間に整備される計画で、近くには新たに工業団地の整備も予定されている。また、新たな観光拠点として、大玉村産業振興センター(直売所)を地域振興施設として拡張することが予定されていて、企業誘致や観光振興の面で期待が寄せられている。

村によると、スマートインターの整備は2021年から準備・検討が開始され、これまでも勉強会などを開催し、県やNEXCO東日本、警察などと連携しながら事業化に向けて調整を進めてきた。
現段階で具体的な完成時期は決定していないものの、新規事業採択の決定を受けて、設計や測量に着手し、早期着工・早期開通に向けて取り組んでいきたいとしている。