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東邦銀行が大東銀行の筆頭株主に 「関係強化に向けて協議進める」

東邦銀行(福島県・福島市)が、大東銀行(郡山市)の筆頭株主となったことを発表した。

東邦銀行は12月26日付けで、大東銀行の筆頭株主だった東京の投資ファンド・HSホールディングスが保有していた株式を取得した。
取得価格は約20億円で、これにより大東銀行に対する持ち株比率は19.67%に上がり、新たな筆頭株主となった。

東邦銀行は「健全な競合関係を維持しながらも、お互いの強みを活かして連携することが重要と考えた」としている。
一方、大東銀行は、「当行は安定経営を続けている」としたうえで「持続的で安定した収益を上げていくことを社会的存在意義と捉え、その実現に向けて取り組む」とコメント。また「経営統合等に関する協議・検討は行っていない」としている。