郡山市立河内小学校で最後の卒業式 7人が門出 閉校式ではさみしさと感謝があふれる
3月23日、福島県内のほとんどの公立小学校で卒業式が行われ、1万4000人あまりの子どもたちが学び舎を巣立った。そうしたなか、郡山市の河内小学校では最後の卒業式となった。
■最後の卒業生は7人
春の日差しに包まれて、ひとつの学校が151年の歴史に幕を下ろす。
福島県郡山市の河内(こうず)小学校。かつては400人を超える児童が在籍していたが、少子化などが進み現在の全校児童は22人。2025年度で廃校となり、4月からは近くの小学校と統合する。
最後の卒業生は7人。
入学当初は、コロナ禍で学校に通えない日々も経験したが、6年間でたくさんの思い出を作ってきた。
卒業式で、河内小学校・渡辺聡校長は「今日まで積み重ねてきた小さな選択と努力を思いだし、一歩先を。自分が向上できると考える「信じた道」を歩んでください」と言葉をおくった。
■閉校式 感謝の思い
卒業式に続いて行われた閉校式。
6年生の柳田啓翔さんは「河内小学校がきょうで閉校を迎えることになり、寂しさと感謝の気持ちで胸がいっぱいです。全校児童22名の小さな学校だからこそ、学年を超えて仲が良く、いつもお互いを思いやりながら過ごしてきました」と話す。
保護者やこれまでの卒業生が見守るなか、河内小学校の校旗が郡山市に返還された。式に参加した保護者は「閉校は寂しい。子どもと同じ小学校を卒業できたのが誇りに思う」と話した。
学び舎の歴史と、かけがえのない思い出を胸に新しい季節を迎える。
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福島県教育委員会によると、この5年で福島県内の小学校の児童数は約340人減少、47の学校が閉校し統廃合の対象となった。
















