2022.7. 5

医療機関など新たに5件 刑務所クラスター41人に拡大 4日は178人感染

7月4日に福島県で新たに感染が確認されたのは、相馬市34人・いわき市33人など22市町村と県外の合わせて178人。

4日連続で、前の週の同じ曜日を上回った。

医療機関や高齢者施設、学校の部活動などで新たに5件のクラスターが確認された。

また福島市の福島刑務所では、7月5日までに受刑者38人、職員3人の計41人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを明らかにした。
いずれも軽症、もしくは無症状で重傷者は確認されていないとしている。
福島刑務所に勤務する職員が初めて新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは5月25日で、その後、受刑者へ感染が広がったとみられる。
7月5日は新たに10人の感染が確認されたが、福島刑務所は感染者が何人部屋だったのかなどについて、保安上支障があるとして明らかにしていない。

感染者の増加に伴い入院する人は20日ぶりに100人を超え、病床使用率は13.9%に上がっている。

福島県内でも感染力の強いオミクロン株の新たな系統『BA.5』が確認されていて、県が感染対策の徹底を呼びかけている。