2022.7. 4

「BA.5」県内でも初確認で警戒感 3日は85人感染 前週同曜日上回る

7月3日に福島県で感染が確認されたのは、いわき市と相馬市でそれぞれ19人、郡山市で10人など、19市町村の合わせて85人。
3日連続で前の週の同じ曜日を上回り、病床使用率は10.2%と6月16日以来17日ぶりに10%を超えた。

福島県の内堀知事は7月4日の会見で、感染力が強いとされるオミクロン株の新たな系統【BA.5】が県内でも確認されているとして、今後の感染状況に警戒感を示した。
福島県・内堀雅雄知事:「BA.2からBA.5に徐々に置き換わっていくことも十分に予測されますので、県内は現時点では横ばい傾向ではありますが、今後はやはり増えていく要素の方が強いとみております」

福島県は6月27日から7月3日の間に県衛生研究所などで行ったゲノム解析で173件中1件でオミクロン株BA.5系統を確認したと発表した。福島県内でBA.5系統が確認されたのは初めてで、感染経路は分かっていない。

その上で内堀知事は、冷房を使用している時もこまめに換気をするなど、基本的な対策の徹底を呼びかけた。