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感染の63%が子ども関連《福島県・新型コロナ》子どもの感染拡大防止重点対策に取り組む

《福島県の新型コロナ新規感染者(5月13日発表)》
郡山市で112人、いわき市で79人、福島市で70人など計498人が新型コロナに感染したことが確認された。1日の感染者数としては、7日連続で前の週の同じ曜日より増加、直近一週間の感染者数も前の週より1527人多く、感染の拡大が続いている。

福島県の会議では、ゴールデンウィーク中に発生したクラスターの感染者のうち、63%を子どもに関わる施設の関係者が占めたことが報告された。

福島県 内堀雅雄知事:「お子さん自身はもちろんのこと、保護者の皆さん、お子さんに係る全ての皆さんによる一層の感染対策の強化が必要です」

福島県は5月16日から31日の期間に『子どもの感染拡大防止重点対策』に取り組むと発表。
家庭内での子どもの体調管理や学校などでの換気の徹底、幼稚園や保育園などでは子どもの発育状況に合わせた適切なマスクの着用の徹底を呼びかけている。

一方、福島県の感染症対策アドバイザーを務める県立医大の金光教授は、マスクの重要性を訴えた。
福島県立医大 金光敬二教授:「福島県内では連休明けに感染者が増加しているという状況も鑑みますと、(マスクを)どんどん外していくということ、そういう時期ではない、時期尚早かなと考えております」