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あなたはどう考える?《屋外でのマスク着用》熱中症のリスク高まる季節を前に議論深まる

いま議論となっているのが『屋外でのマスク着用』について。
始まりは、5月10日のこの主張...東京都医師会の尾崎会長が「換気がいい場所は、それほど感染リスクがない。屋外では着用を見直してもよい」と述べた。

この主張に関して、松野官房長官は「人との距離が十分取れれば、屋外でのマスク着用は必ずしも必要ではない。特に気温・湿度が高く人との距離を2メートル以上確保できている場合は、マスクを外すことを推奨している」と説明。

これは、これまでも国が示してきたルールで、完全に外して良いというわけではなく、いわゆる【条件付き】での緩和策。

そして、5月12日には岸田総理も言及。「今の段階で、マスク着用を緩和することは現実的ではない」と述べ、直ちに見直すことには否定的な姿勢を示した。

フランスや韓国では5月からマスク着用義務を緩めるなど、海外では脱マスクの動きが広がっている。

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街の人はこの「屋外でのマスク着用」についてどう考えているのか?
◇「マスクを持ち歩く必要性はあると思うが、人と触れ合わない程度に離れている場合はいらないんじゃないかなと思います」
◇「暑くなってくると、マスクをしていることで呼吸をしにくくなって、熱中症になって、逆にそっちのリスクが高まったら元も子もないかなというのもあるかなと思う」
◆「ゴールデンウィーク明けから、また感染者が増えてきたので、夏でちょっと暑くてマスクするのも大変だと思うけど、まだもうちょっと辛抱が必要かなと思っています」
◆「私自身、ワクチンを打っていなくて、予防手段がマスクくらいしかないので、やっぱりマスクだけでも予防したほうがいいのではないかと思います」

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街の人からは「暑さ」についても聞かれたが、夏に向けて課題となるのが子どものマスク着用。
現在、国は「無理なく可能な範囲での着用を推奨」している。