2号機プール使用済み核燃料取出しに向け 5/30にも"取り出し設備"作業部屋に搬入<福島第一原発>

東京電力は、福島第一原子力発電所2号機での使用済み核燃料の取り出しに向け、5月30日にも、核燃料をつかんで取り出すためのクレーン設備を、取出し用に設けられた作業用の部屋に搬入する予定だと明らかにした。
第一原発2号機の使用済み燃料プールには、使用済みの核燃料587体と、未使用の燃料28体の、合わせて615体の燃料が保管されていて、専用の容器に格納したうえで建屋の外にある「共用プール」に移動させる計画。
取り出し装置を動かすための"レール"の設置は2025年3月に完了。クレーン設備は神奈川県の工場から海上輸送され、5月24日に福島第一原発への搬入が完了していた。
東京電力は2026年度のはじめにも取り出しを開始したいとしている。
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