福島市「信夫温泉」に新たな宿泊施設がオープンする。

長さ70ｍの吊り橋、この先にあるのが...6月8日にオープン予定の「信夫温泉青州」。宿の売りは自然に囲まれた源泉かけ流しの露天風呂だ。
2021年に新型コロナウイルスの影響で閉業した「信夫温泉のんびり館」。新たに侯殿昌さんがオーナーとなり、2年間改修工事などを進めてきた。

「（7年前に宿泊した）その時の景色、吊り橋、この川の音、露天風呂、源泉が肌にすごく優しくて魅力されまして」と話す候さんは、東北大学医学部に留学後、日本で20年以上にわたって漢方の臨床や研究に携わり医学博士でもある。

宿泊客には無料で健康カウンセリングも行う予定で、他にはこんなおもてなしも。「各部屋の露天風呂、自分に合う例えば腰痛いという方には腰痛い方に合わせて入浴用の漢方を考える、冷えには冷えの胃腸には胃腸の、それぞれに合わせて考えます」という。

食事には、福島の山菜や薬草を使った料理も用意する「信夫温泉青州」。この場所でしか体験できない癒しのひと時をこれから提供する。