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父親に暴行繰り返し死亡させた女に懲役6年の実刑判決 介護や経済的困窮での心境も考慮 福島・郡山市

傷害致死の罪に問われていたのは、福島県郡山市の山田由美子被告。
判決によると、山田被告は2024年11月、自宅で当時85歳の父親の頭を床に複数回打ちつけるなどの暴行を繰り返し、出血性ショックで死亡させた。

6月5日の判決公判で、福島地裁郡山支部の下山洋司裁判長は、常習的な暴力を「悪質」と指摘。その上で、「介護や経済的困窮などで追い詰められていた心境を考慮する必要がある」として懲役6年の実刑判決を言い渡した。

判決に対し、弁護側は「控訴については未定でコメントできない」としている。