トクリュウグループによるなりすまし詐欺事件で逮捕された飲食店経営の男が指示役を担っていたことが分かった。

福島市の松浦毅司容疑者（41）と羽根田治容疑者（45）など3人は2025年4月、埼玉県の女性からキャッシュカードをだまし取った上、ＡＴＭから現金100万円を引き出した疑いが持たれている。
警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていない。

捜査関係者によると、3人はＳＮＳで連絡を取り合い、松浦容疑者が15歳の少年に現金を引き出すなどの指示を出していたとみられるということだ。
警察が余罪も含め捜査を進めている。