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介護福祉士の男性に無罪判決 高齢者向け住宅で80代女性がケガ 「転倒の可能性否定しきれず」 福島 

高齢者にケガをさせた罪に問われた介護福祉士の男性に、無罪判決があった。

この裁判は、2024年、福島県郡山市のサービス付き高齢者向け住宅で、80代の女性に暴行を加えてケガをさせたとして、須賀川市の介護福祉士の男性(35)が傷害の罪に問われていたもの。

判決公判で、福島地裁郡山支部の下山洋司(しもやまようじ)裁判官は「ケガが転倒などによってできた可能性を否定しきれず、暴行を加えたことには合理的疑いが残る」などとして無罪判決を言い渡した。