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福島県内全域で"危険な暑さ" 午後からは各地で急な雨 10日夜まで雷雨や土砂災害などに警戒    

福島県内は各地で雨雲が発生し、夜まで激しい雨が降る状況が続いている。

大気の状態は非常に不安定となっていて、雨の他にも雷やひょうにも注意が必要だ。
雨雲が沸き、午後から急に降り出した雨。前線に暖かい空気が流れ込んだことなどで上空の大気が不安定な状態に。雷を伴う激しい雨が降るところもあり、雨雲が予想以上に発達した場合や同じところに停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性もある。

県内は10日午後6時までの24時間に中通り・浜通り・会津で100ミリの雨が降る予想で、土砂災害や浸水などに警戒が必要だ。

一方、9日の県内は全域で"危険な暑さ"となり、今シーズン初めて福島県内に熱中症警戒アラートが出された。全国で有数の暑さとなった伊達市梁川では...。
最高気温が37.3℃まで上がり、全国で5番目の暑さとなった伊達市梁川町。愛知県からの観光客は「わたしあまり汗かかない方なんですけど、ちょっとこれは生涯初めてという感じ(の暑さ)、きついです」と話す。

「熱中症警戒アラート」が今シーズン県内に初めて出され、外出時間を短くするなどの対策が呼びかけられた。そうしたなか、9日県内で熱中症の疑いで病院に運ばれた人は午後5時時点で26人。危険な暑さを乗り越えるには...県内各地に設置された誰でも利用できる「ふくしま涼み処」の活用も有効になりそうだ。
まちの駅やながわ・佐藤芳明駅長は「時々日本一暑い梁川、伊達市ですので、命の危険を感じるような場合、涼しい所に来ていただいて休んでいただくと」と話した。