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いわき市水道局の贈収賄事件 逮捕された職員の男は業者側と10年以上の付き合いか 2人を送検 福島

いわき市水道局が発注した工事の入札を巡る贈収賄事件で、逮捕された職員の男は業者側と10年以上の付き合いがあることがわかった。

7月11日送検されたいわき市水道局の眞山佳幸(まやまよしゆき)容疑者(34)は、市内の配水管改良工事の入札で、大松興産(だいまつこうさん)の社長に秘密事項の設計金額を不正に教えるなどし、謝礼として現金10万円を受け取った疑い。
また、大松興産の社長である松原文司(まつばらぶんじ)容疑者(74)も贈賄の疑いで11日送検された。

捜査関係者によると、眞山容疑者は2013年に水道局に入庁し、工事の立ち合いなどで松原容疑者と度々顔を合わせるなど、10年以上の付き合いがあったということだ。
警察が余罪も含めて捜査を進めている。