逮捕された暴力団組長はトクリュウの指示役 なりすまし詐欺でメンバーにSNSで指示 身柄を送検 福島
トクリュウが関与した疑いがあるなりすまし詐欺事件で、逮捕された暴力団組長の男は「指示役」とみられることが分かった。
東京都の極東会系暴力団の組長・小川登(おがわのぼる)容疑者(42)は、トクリュウグループのメンバーなどと共謀して、埼玉県の70代の女性から現金100万円をだまし取るなどした疑い。
小川容疑者の認否について警察は「捜査に支障がある」として明らかにしていない。
捜査関係者によると、小川容疑者は福島市のトクリュウグループのメンバーにSNSを通じて指示を出していた「指示役」とみられていて、警察では30日小川容疑者の身柄を送検し、トクリュウグループの全容解明に向けて、引き続き捜査を進めることにしている。