福島県南会津町では7月28日、特産の「南郷トマト」40箱、約160キロが出荷された。南郷トマトは、南会津の高い標高と昼と夜の寒暖差によって生み出される高い糖度と引き締まった食感が特徴。今年は梅雨の時期に十分な日照時間があったことから、味がしっかりしているということだ。

南郷トマト生産組合の高木正貴組合長は「こういったことで南郷トマトのファンが増えてもらうことが、私たちにとっては楽しみであり、それが目標でもあります」と話す。

選果した後に、冷気にあてられ１日寝かされた「南郷トマト」は、消費者の元に届くころに綺麗に赤く色づくようになるということだ。