JAふくしま未来が高温と渇水の対策本部設置 モモやキュウリ・トマトの生育に影響 農家に対策指導 福島
高温と渇水による農作物への被害を防ごうと、福島県のJAふくしま未来が対策本部を設置した。
JAふくしま未来によると、福島市では2025年7月の降水量が平年の15%程に留まり、35℃を超える日が続いていることから、モモやキュウリ・トマトなどに生育への影響が確認されている。
7月29日開かれた会議では農作物ごとの状況が報告され、生産者に対し適切な対策を指導していくことを確認した。JAふくしま未来・営農経済企画課の佐藤剛課長は「高温対策ですとか水不足に対する対策、生産者への注意喚起はこれからもっと重要になるものと考えています」と話した。
JAふくしま未来が、高温と渇水による対策本部を設置することは初めてで、生産者に対しては熱中症対策を引き続き呼びかけていくことにしている。
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