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会津若松市38.8℃...7月29日は観測史上最高に 地元の人は「暑くて生き地獄」 夜も熱中症に警戒  

7月29日、福島県会津若松市では観測史上最も暑い38.8℃を記録。夜にかけても熱中症には十分な警戒が必要だ。

容赦なく降り注ぐ日差し...会津若松市では午前中からすでに35℃を超える猛暑日になった。公園では噴水に人が集まっていた。中学生は「部活をやっていたけど、めっちゃ暑いですね」「もう幸せです。噴水が冷たくて」と話す。

午後になるとさらに気温は上がり、福島市では39℃、そして会津若松市では1953年の観測開始以降最も高い38.8℃を記録。
30ある観測地点のうち、18の地点で35℃を超える危険な暑さとなった。(※観測史上最高を観測 喜多方・西会津・猪苗代)

観光客に人気のスポットでも...人はまばら。冷たいラムネがよく売れていた。仙台から来た観光客は「痛い暑さです」と話す。
会津観光物産センターの石田和子さんは「つくづく会津は盆地だなと思う。全部、山に囲まれているでしょう。こうなってくると暑くて生き地獄。海の方とか涼しい方とかに観光客が流れていることは確かだと思う」と話す。

矢吹町では、74歳の女性が意識の無い状態で病院に運ばれたほか、県内では午後5時時点で熱中症の疑いが25人に上っている。
夜間もこまめに水分を摂るなど引き続き警戒が必要だ。