高さ10mのてっぺんまで!子供たちが木登り体験 自然に触れ合う経験を <福島・浪江町>
福島県浪江町の「福島いこいの村なみえ」で行われた、ツリークライミングの体験会。「木登り」を通して豊かな自然に親しんでもらおうと、浪江町では初めて開かれた。
頂上は高さ10メートル、専用のロープ使って、登っていく。あまり下を見ないようにして少しずつ少しずつ...登り始めてから約30分で、全員が無事頂上まで登り切った。
ツリークライミングインストラクターの久保優司さんは「震災・原発事故後に森に入ってはいけない、外に出てはいけないということになりました。それが今だいぶ落ち着いてきて、みんなとっても楽しそうに登ってくれて僕らもやりがいがありました」と語る。
参加した子供たちからは「高所恐怖症だったけど、高所恐怖症がなくなった気がしてとても面白かった」「木の高い所に登って楽しかった」「頂上まで行けてうれしかった。木があんなに大きくなるなんて思わなかった」との声が聞かれた。
この体験会は、福島県内では葛尾村や福島市などで開催される予定。